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〜任意団体HAC 旧オフィシャルブログ〜

2010年01月01日

新年あけましておめでとうございます

2010年1月1日、新年あけましておめでとうございます。

 今年は第13回広島国際アニメーションフェスティバルが8月7日(土)〜11日(水)、広島市のアステルプラザにて開催されます。
 
 広島アニメーションシティ(略称HAC)は「アニメーションのまち・広島」を目指して昨年の4月1日に発足し活動しています。

 「つみきのいえ」(加藤久仁生監督―第81回アカデミー短編アニメーション部門受賞)はご存知でしょう。「おくりびと」(滝田監督、第81回アカデミー外国語部門受賞)と日本中の明るい話題となりました。「つみきのいえ」は、実は一昨年の夏、広島で開催された第12回広島国際アニメーションフェスティバルで上映されました。上映後は会場からわれんばかりの拍手が沸き起こり、観客賞を受賞、そしてヒロシマ賞とダブル受賞しました。アカデミー賞を受賞した加藤監督には、秋葉忠利広島市長から祝電がすぐに送られました。

 1985年からスタートした「広島国際アニメーションフェスティバル」には、アカデミー受賞者が数多く参加しています。「ファインティング・ニモ」(03)と翌年の「Mr・インクレディブル」(04)2年連続のアカデミー賞長編アニメーション賞受賞という快挙を成し遂げたジョン・ラセター監督は第3回大会(1990年)の国際審査委員でした。「クラック!」(80)「木を植えた男」(87)で二度もアカデミー賞短編アニメーション賞受賞のフレデリック・バック監督は第5回大会(1994年)に参加しています。その他、世界的に有名なアニメーション作家が広島を訪れており、いまや世界のアニメーション界で最も権威のある事業の一つとして認知されています。

 2004年3月、「広島の宝」である「広島国際アニメーションフェスティバル」を、企業、市民の立場から盛り上げ、「アニメーションによる街おこし」に結び付ける、という目的で、広島経済同友会は、「有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金」を設立し、フェスティバルの開催と同時期に、広島アニメーションビエンナーレ2004、2006、2008と、全3回の大規模イベントを開催しました。また、地域のコンテンツ産業振興と人材育成を目的として、教育機関、国(経済産業省、国土交通省)と連携し、公開講座の開講(広島市立大学等)、コンテンツ産業育成事業(アニメCMコンペ、フィルムマーケットの開催、ウェブサービス事業等)、海外からのアニメファン誘致(VJC連携事業)などを行い、産官学プラス民を繋ぐハブ組織、プロデュース組織として5年間にわたり、継続的に活動してまいりました。しかしながら、2008年12月1日の「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」の施行により、基金の根拠法である中間法人法が廃止され、一般社団法人・一般財団法人への移行を求められたため、有限責任中間法人として設立した当基金の当初目的を十分に果たしたと評価し、第5期(2008年12月31日)をもって当法人を解散し、5年間の活動に幕を閉じました。

 2009年3月、ビエンナーレ基金(Biennale)は解散したものの、ビエンナーレ事業の中で培われてきた、市民(Citizen)・クリエイター(Creator)・企業(Company)・地域社会(Community)のネットワークの中から、今後も相互に連携しながら活動を継続したい、という機運が高まり、そのための核となる組織が必要である、という要請に応え、その活動母体を、平成18年度経済産業省「サービス産業創出支援事業」を基盤に事業化した「広島アニメーションシティ」に委ねることになり、正式名称を「広島アニメーションシティ(英文名称: Hiroshima Animation City) 」とし、略称を「HAC(ハック)」として昨年の4月1日に発足しました。

 広島アニメーションシティは、有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金の5年間の活動により培われてきた、アニメーション・漫画・ゲーム・キャラクター等を愛し、地域で「新しい文化」を生み出そうと活躍している人たちのネットワークを発展・拡大し、地域の文化や特殊性、多様性を生かした魅力あるコンテンツの開発と、それを活用した地域の活性化に取りくんでいます。具体的には、「アニメーション」をキーワードに、地域で活躍するクリエイター、イベンター、企業、行政を結ぶネットワークハブとして活動し、地域のニュース発信、地域のクリエイターの紹介・育成、地域を題材にしたコンテンツの制作を行います。

たとえば、
地域を題材にした小説を公募する「みんなのライトノベルコンテスト」

地元企業のCMを地元クリエイターが制作する「アニメCMコンペ」

地域のクリエイターの作品をサイト上で紹介する「アニメスタジアム」

アニメーションによるまちおこしグループ「Habyクラブ」のサポート

最終目標は地域の魅力を世界に伝えるアニメーション作品の制作。

 ウェブサイトを媒介とした、個人・団体・企業を結ぶ会員制ネットワーク組織とし、会員からご提案のあった案件について、ボランティアベースのプロジェクトを編成、企画立案・事業実施・広報宣伝・結果報告を行います。事業資金についても、プロジェクト単位で、個人・団体・企業から会費・寄付・協賛を募ります。なお、取り組むべき事業は、地域振興、文化振興に資するものとし、CSR・メセナ・フィランソロフィーといった理念に繋がる事業として実施していく所存です。

 設立趣意書から紹介しました。今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

written by 小森
posted by HAC at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | HACからのお知らせ